起業家看護師が退職を決めた4つの理由

看護師の決断

こんにちは!フリーランスナースのらびです!40代で一念発起しフットケアサロンを起業しました。

業務に追われ上司に気を使い、すさまじい緊張感の中で毎日ヘトヘトになりながら多くの看護師さんが働いているんじゃないでしょうか?

帰ったら帰ったで家事や育児をこなさないといけないし、自分の事はもちろん後回し。

「ああ、辞めたい。自分のペースで仕事がしたい。でも収入が…」

ここでは自分らしく生きたい看護師さんの参考になるような情報をお伝えしていきます。

退職を決意した理由

私は20年以上看護師として働いてきました。

病棟経験は2年と少ないですがその後の手術室や外来での経験、持ち前の人懐っこさでベテラン医師やお局上司に気に入られ、割と楽しいナースライフを過ごしてきました。

でも、最後に働いていた総合病院では色々考えさせられ、起業までしてしまったのです。

私が退職を決意した理由
  1. 総合病院ならではの理不尽な異動
  2. 家族中心の生活
  3. 自己肯定感の低下
  4. 大人数と仕事をすることの疲労感

総合病院ならではの理不尽な異動

最後に働いた総合病院では方針がコロコロ変わってしまい、パートの扱いがとても雑でした。

3か月で異動になることもあれば、同じ科に8年いたこともありました。

人によっては10年以上異動のない人もいました。

経験や希望などが聞かれることもありません。

精神的に追い詰められ退職する人もとても多い世界です。

院内での診療科の格差も大きく、部長のわがままがすぐに通る科や、希望が理不尽な理由で却下される科がありそれが看護師の配置に大きく影響されることがとてもストレスでした。

「応援ナース」とは聞こえがいいですが、自分の部署が忙しくても別の部署に手伝いに行かされることもしょちゅうです。

8年いた皮膚科では知識が積み重なり、医師との信頼関係も築かれていたのでとても充実した日々を送ることが出来ていました。

しかし、上司である正社員がころころ変わり、パートなのに医師とうまくやっている私がうとましく思い陰で私の悪口を言い、陥れようとする人も。

そんな中での突然の異動。全く経験したことのない診療科で一から指導を受ける日々は苦痛しかありませんでした。

毎日の通勤が嫌で嫌でたまらない。

この異動はこのままパートの看護師として定年を迎えようと思っていた私に「退職」を考えさせました。

家族中心の生活

結婚をして子供ができ、毎日毎日家事・育児・仕事に必死で生きてきました。

毎日考えていることは、献立と家族のスケジュール、家計に子供の将来に自治会の行事…。

主婦であれば当たり前のことかもしれません。

それを生きがいとしている人もたくさんいるでしょう。

でも、40代に入り子供が大きくなってきた今、ふと思ったのです。

「私ってなんだろう?」

これらが落ち着いたときに私に何が残るのだろう?

8年いた皮膚科の経験も生かせず、毎日嫌な仕事に行く生活。

私の人生は「私のもの」のはず。

やりたいことで生きていきたいと強く思うようになりました。

自己肯定感の低下

若いころは人と接することが好きでした。

仕事では上司や同僚はもちろん、他部署の人ともスムーズにやり取りが出来て楽しく過ごせていました。

しかし、40代に入り人間関係で大きなトラブルがあってから、実は自分の性格は人に嫌われないように我慢をしてしまっていたことに気づき、毎日帰宅後はぐったりする日々。

ミスをした日は眠れないこともありました。

そのうち自分の存在自体がすごく不必要なものに思えてきました。

自分に自信がなくネガティブなことしか考えられなくなりました。

大人数と仕事をすることの疲労感

接する人が多いと気を使う時間が長く、悩み事が増えてしまい疲労が溜まりまくっていました。

せっかくの休みは一日中寝て過ごすことも。

人の数だけマイナスなエピソードがあり、そのことで頭を使いすぎてしまう。

そんな自分を責める。

疲れが取れない。

この繰り返し。

「できれば一人で仕事がしたい」

そんなことばかりが頭をグルグル回っていました。

看護師が起業を決めた経緯

もう退職しか考えられなくなった私は自分に何ができるか考えました。

私の経験で一番長かったのは皮膚科の外来。

これまでの経験を生かした何か。

皮膚科には様々な症状の患者さんが来られます。

その中には爪切りだけ、タコ・魚の目を削るためだけに来られる方もいらっしゃいました。

これらの処置は医師でなくても処置が出来ることに気づきました。

それに病院じゃなくてもいいのではないか?

私でもできるんじゃないか?

そこからの私は自分でも驚くほどの行動の早さでした。

まとめ

今までスムーズに過ごせていた生活もふとしたきっかけでガラッと変わる可能性は誰にでもあります。

私の場合は自分について深く悩んでいた時に、望んでいない異動をさせられた事がきっかけでした。

なんのとりえもない私が起業したことは周りから見たら無謀な決断かもしれません。

でも、私みたいに変わりたい看護師さんは世の中にたくさんいると思います。

少しでも自分らしくいきたいとモヤモヤしている看護師さんの参考になればいいと思っています!

起業するにはどうしたらいいか、フリーランスで看護師をする方法、失敗談など赤裸々に語っていきます。

ではまた。

コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
    コメントの承認、編集、削除を始めるにはダッシュボードの「コメント画面」にアクセスしてください。
    コメントのアバターは「Gravatar」から取得されます。