例えばフットケアサロンの場合、特別な資格がなくても開業することはできます。
しかし、自分がお客様の立場になった時「資格のあるサロン」「無資格のサロン」だったら当然「資格のあるサロン」と選びますよね。
その時にあると便利な資格はいくらかあります。
ここでは、起業の中でもサロン開業を例にあげ、使える資格をいくつかご紹介します。
サロン開業に使える資格
サロンを開業するにあたりあると便利な資格はいくつかあります。
国家資格は必要なく、いずれも民間資格です。
- リフレクソロジスト
- アロマテラピスト
- リンパケアセラピスト
- フスフレーガー
- 温活アドバイザー
リフレクソロジスト
リフレクソロジーとは、「反射」の意味を持つ「Reflex(リフレックス)」と、「学問」の意味を持つ「Logy(ロジー)」を組み合わせた造語です。主に足裏の反射区を刺激して血流を促し、活性力を向上させる療法のことで、リラックス効果や健康維持が期待できます。
リフレクソロジーにはいくつかの種類があります。
自分が目指すセラピストに近いものを学ぶといいでしょう。
- 英国式リフレクソロジー(西洋式リフレクソロジー)
- 台湾式リフレクソロジー(東洋式リフレクソロジー)
- ドイツ式リフレクソロジー
- タイ式リフレクソロジー
【料金】
受験料+登録料+年会費=約4万円~約8万円
アロマテラピスト
アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく自然療法です。
日々疲労が溜まっているお客様を癒すのに有効な方法です。
アロマの資格を取得するには比較的難易度の低い通信講座とより知識を深めることが出来るスクールがあります。
リフレクソロジーなどの付属として取得するなら通信教育でも十分学べます。
アロマについてより詳しく専門的知識を深めたいならスクールに通うことも考慮されるといいでしょう。
【料金】
『通信講座』 約3万円~約5万円
『スクール』 約15万円~90万円台
リンパケアセラピスト
リンパドレナージとはリンパの流れに沿って行うマッサージ。リンパや血液の流れをよくし,老廃物の流れを促進して身体機能・美容効果を高めるとされます。
リンパケアセラピストとはアロマオイルを使ってリンパの流れを整える「オイルリンパトリートメント」のプロです。
リンパケアセラピストになると、リンパの流れに沿った施術のほか、精油の効能や組み合わせなど、アロマオイルの知識も身につきます。
そのため、アロマテラピストの資格取得を同時に目指せるコースを備えたスクールや通信講座もあるようです。
【料金】
『通信講座』 約4万円~約5万円
『スクール』 約18万円~約150万円
フスフレーガー
フスフレーゲは、ドイツ式フットケアの事でドイツ語で「Fusspflege」と書きます。日本語では、足のお手入れを指します。
ドイツでは足の健康が体の健康と考えられ、足のお手入れ、爪切りのためにサロンに出かけることは日常的な事として、広く市民に受け入れられています。
タコ・ウオノメ・爪などのトラブルを解決し、痛みをやわらげ、靴を履きやすく、歩く姿勢を変え、足だけでなく、ひざや腰の健康を助けます。
施術はドイツ式のマシンを使用して行い、痛みはほとんどありません。
日本ではまだまだ認知度は低いですが、将来の日本の介護事情に大切な資格と考えられます。
料金はスクールやコースによって幅広いです。
【料金】
35万円~66万円
温活アドバイザー
温活とは体を温めて基礎体温を上げ、体調不良などを改善することです。体温が低いことで、さまざまな不調をきたすケースもあるため、温活への注目が高まっています。
冷え性に悩む女性は多く、生活に取り入れやすいので、資格があればリフレクソロジーやリンパケアと一緒に指導ができ、お客様により満足していただけます。
温活アドバイザーは通信講座で数か月で取得することが出来ます。
色々な通信教育の会社があるので、カリキュラムや料金などを比較してご自分にあった講座を選ばれるといいでしょう。
【料金】
約3万円~7万円
まとめ
サロンは国家資格がなくても開業できます。
しかし、お客様の信頼を得るためには学ぶことは大事で、それに伴って資格は持っていた方がより高いレベルのサービスを提供できます。
自分の理想のサロンを作るために満足のいく資格を選んでください。
では、また。
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