起業すると決めてからは、看護師の仕事をしながら水面下に動き始めました。
もちろん職場に気づかれないようにです。
相談をした人は家族と一部の信頼できる人だけでした。
ここではフットケアサロンを開業するにあたり、私が実際に病院に勤めながら調べたことや起業するためにやらなければいけないことをお伝えします。
在職中にはじめたこと
フットケアサロンを開業するにあたりしなければいけないことは何か、必要なものは何か調べ始めました。
色々調べ始めるとやらなければいけないことはたくさんあります。
- 資格をとる
- 開業資金ついて考える
- 開業する場所を決める
- 経理について学ぶ
- 退職時期を決める
資格をとる
看護師の資格を生かして出来る仕事はたくさんあります。
資格がなくても起業はできますが、もし自分がお客様の立場に立った時「資格のあるサロン」「無資格のサロン」どちらに通いたいですか?
もちろん「看護師の経験がある資格のあるサロン」一択ですよね。
私の場合はフットケアについて調べているときに出会った「フスフレーゲ」です。
東京で取らなければいけない資格でしたが、地方でも取れる方法を調べると、地方にトレーナーとして教えてくれる先生がいることが分かり「エイヤっ」と勇気を出して連絡しました。
開業資金について考える
起業するにはもちろん資金が必要です。
サロン開業の場合自宅で始めるか、マンションなどを借りて始めるかで金額がかなり違ってきます。
開業資金だけでなく、開業したてのころは売り上げも少ないので十分な生活費を残すことも大切です。
自己資金はあるに越したことはないですが、日本政策金融公庫や銀行などが融資をしてくれる制度もあるので前向きに調べると夢に一歩近づきます。
開業する場所を決める
サロンを開業する場所は自宅、賃貸マンション、レンタルスペース、テナントなど選択肢がいくつかあります。
それぞれメリットデメリットがあるので自分の生活や求める規模によって決めることが大事です。
立地についてもターゲットとする客層や自分が通勤しやすい場所なども考慮して決定する必要があります。
理想の未来に向けてたくさんの可能性を当てはめて考えると自然と見えてくるでしょう。
経理について学ぶ
起業するという事は「経営者」になるということです。
もちろん自分で経理もすることになります。
経理とは「財産の管理や会計・給与などに関する事務」です。
毎月の収入・支出の計算、経費の振り分けなど年度末の確定申告に向けてコツコツする必要があります。
そういうと難しそうに感じますが、今は経理ソフトを使えば素人でもできるようになっているので心配ありません。
資金に余裕がある方は税理士さんに依頼するという選択肢もあります。
私は経理の本を購入して参考にし、経理に詳しい方に教えてもらいながら経理をしています。
もし、そういう方がいたら節約にもなります。
退職時期を決める
開業の時期や資金の目途がついたら今度は退職の時期を決めます。
人手不足や引継ぎの時間など職場の状況によっては辞めにくい雰囲気もあるでしょう。
情のある同僚に対しては申し訳ないと思う気持ちも出てくるかもしれません。
ただ、いつかは一歩踏み出さないといけないので自分が納得する時期を決められるといいと思います。
職場によっては退職金がでるところもあるので、手続きの方法など信頼できる上司に相談できると安心ですね。
まとめ
起業するには考えることがたくさんありますが、在職中に少しづつ動けば生活資金の心配がなく計画的に進行することができます。
もし相談できる方がいればたくさん相談してください。
不安をかかえたままでは明るい未来が遠のきますから。
失敗してもいいやくらいの気持ちで羽ばたいてくださいね。
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